打ち砕かれた希望全ては遅きに失したのかッ

前々回の記事
悲劇!老人介護施設でイジメ!?
の続きです。

突然の母の心不全…

かなりショックだっだし、どうしよう…

と考えこみました。

というのも…

実は、その少し前に夫婦で、ある1つの結論に達していたんです。

 

最後に行き着いた結論…プランD

それは、まさに今まで考えていた…

  • プランA 妻だけが新潟に帰る
  • プランB 妻と子供だけが新潟に帰る
  • プランC 家族全員で新潟に帰る

とは全く違うプランでした。

今までのプランA・B・Cともに、それぞれリスクがあって、なかなか結論に達することができませんでした。

それで考えて考えて考えぬいて…考えるのにも疲れた頃に、ふっと妻が思いついたのです。

お母さんをこっち(京都)に呼ぶってのはどう?

と。

それだ〜〜〜!

って思いました。

なぜ今まで思いつかなかったんだろう…

とも思いました。

でも、きっと考えに考え抜いたからこそ、ふっとこの案が浮かんだというか、たどり着くことができたのだとおもいます。

 

プランDにはリスクがないッ!!

このプランDにはほぼリスクがありません。

僕たち家族は4人で住み慣れた街、住み慣れた家で暮らしつづけることができます。

妻も僕も今の仕事を続けることができます。

金銭的なリスクも発生しません。

そして、母を京都に呼ぶことで、妻は母の面倒をしっかり見ることができます。

唯一のリスクというか懸念事項は、ほぼ全ての年老いた老人がそうであるように、母の願いは上越の住み慣れた自分の家で晩年を過ごしたいということでした。

まあ、その気持ちはわかります。

でも、少なくとも、今は上越だと面倒を見る家族や親族は誰もいなくて、そしてイジメのある施設で孤独で苦しんでいたのです。

その生活に比べたら、京都で暮らすことになったとしても、実の娘や孫の側で暮らせるほうがずっといいはずです。

妻も僕も、そして子供たちも義母とはとても仲がいいので、それがベストな選択だし、もうそれしか方法はないと思い、決断しました。

 

打ち砕かれたプランDッ!!

母をイジメのある施設から救出し、デイケアなども頼みながら僕達家族で面倒を見る。

そう決意した矢先の急性心不全でした…

医師から呼び出され、妻は仕事を休んですぐに日帰りで新潟へと飛びました。

その日の夜、妻に話を聞き、写真や動画も見せてもらいましたが、今までの母では考えられないぐらいに衰弱していました。

京都に呼び寄せるとかの以前に、本当に退院できるのかどうかだし、医師からはいざという時にも備えてください… と言われている状態でした。

遅かった…

こんなことになるなら、もっと早くプランDを実行しておくべきだった…

でも、すでに事は起こったし、時間を巻き戻すことは出来ません。

またプランを練り直さなくてはならなくなりました。

【明日に続く】