自分がSAS(睡眠時無呼吸症候群)であるとわかったのは実は1年程前でした。
それがわかった理由は、ホテルで同室となった息子が僕が睡眠中に無呼吸で完全に息が止まり、そして30秒間苦しんで、その後、あえぐように必死で呼吸している自分の姿を録画した動画を見せられたことでした。
実はそれまでにも、子供や奥さんからも、SAS(睡眠時無呼吸症候群)であることを指摘されていました。
でも自分としては、たしかに大きなイビキはかいているだろうけど、まさか睡眠時無呼吸症候群であるなどとは思ってもいませんでした。
でも、動画を見たことで、その時にはっきりと自分が睡眠時無呼吸症候群であることがわかりました。
それでSAS(睡眠時無呼吸症候群)の治し方について必死でググりました。
SAS(睡眠時無呼吸症候群)を治すにはCPAP(シーバップ)の一択
ググった結果わかったのは…
どのサイトでも、体験者のブログでも結局はCPAP(シーバップ)を使うしかない。
ということでした。
基本、SAS(睡眠時無呼吸症候群)を治すにはCPAP(シーバップ)の一択で洗濯の余地はないんですね。
でも、だかといってすぐに病院にいって、検査入院までして、毎月5000円も払って、あんな人工呼吸器みたいなものをつけて眠ろうなんてことは全く考えられませんでした。
なので、イビキとか睡眠時無呼吸症候群の人のブログとか体験談を読みまくって、自宅で自分でできるイビキ対策、無呼吸対策に取り組むことにしました。
それで、一番簡単にできるイビキ対策、無呼吸対策は…
口呼吸を止めて、鼻呼吸で眠る。
というものでした。
口呼吸を止めて、鼻呼吸で眠るとイビキも無呼吸もおさまる
ただ、僕は鼻がつまりがちだし、寝る時はいつも口呼吸でした。
朝起きると喉も口の中も砂漠みたいなカラカラ状態でした。
そんな僕が口呼吸を止め、鼻呼吸で眠るためには、あのアイテムを使うしかありませんでした。
これです。
↓
そう、口テープです。
この口テープさえ使えば、鼻呼吸で睡眠できるので、イビキも無呼吸も治るんじゃね!?
そんな淡い期待を持って、この口テープ「セレブリーズ」を装着して眠りました。
口テープを付けて寝るのは無理!
夜中に無意識状態で口テープをはがしてしまったらどうしよう…
そんな心配もしてたんですが、その心配の必要はありませんでした。
なぜなら…
こんなん無理!
と僕は装着して15分ぐらいで眠る前に自ら口テープを剥がしてしまったからです。
うん…
無理でした。
口テープってものすごく違和感があります。
口を開けれないって辛いです。
それに鼻づまり気味の僕にとっては、鼻だけで呼吸するのは流入する酸素量が少なすぎてものすごく苦しいのです。
酸欠状態の金魚のように、詰まった鼻だからものすごい細かい早いペースで過呼吸のように鼻呼吸をしないといけないんです。
これ無理です。
その後、こんなアイテムを買って
↓
鼻うがい機で鼻洗浄をしたりして、鼻の空気の通りをよくしてから口テープを貼って眠ったこともありますが、朝までに必ず無意識で剥がしてしまって、一度として、この口テープ作戦は成功したことがありませんでした。
もちろん個人差はあるので、口テープだけで、イビキとか無呼吸が治った人もいるかもしれませんが、少なくとも僕には無理でした。
CPAP(シーバップ)を装着したら鼻呼吸は楽!
はい、前置きが長くなってしまいました…
そんな僕ですが、CPAP(シーバップ)を装着しての鼻呼吸は大成功でした。
現在は、口テープも貼って、なおかつCPAP(シーバップ)の鼻マスクを装着しているのですが、口テープを剥がしたこともなければ、マスクが外れたことも一度もありません。
毎日、超熟睡できてます。
なぜ、鼻づまりの僕でも、CPAP(シーバップ)をつけていると鼻呼吸で眠ることができるのか?
それは…
CPAP(シーバップ)をつけていると、鼻呼吸がむちゃくちゃ楽だからです。
もうね、感動的ですらあります。
僕の使っているCPAP(シーバップ)には、マスクへ送る空気の強さが1〜20までのレベルがあるんだけど、医師の処方にしたがって、最初はレベル4からはじまる設定になっています。
このレベル4でも、けっこうまあまあな勢いで空気が送られているので、装着した瞬間から、僕のつまり気味の狭い鼻の鼻孔の間を強いエアが通りぬけていく感覚があります。
もうね、完全にドーピングです。
自分で勢いよく鼻から息を吸う感覚とは全く違うんです。
自然に酸素が送られくるので、ものすごく楽で快適なんです。
で、CPAP(シーバップ)の仕組みというのは、僕が夜中に無呼吸になったり、呼吸が浅くなったりすると、それを瞬間的に機械が感知して、レベル4だったエアー強度をレベル5とか6とかにあげてくれて、空気の勢いを増すので、それで、閉じていた気道がぶわっと開いて、無呼吸にならず熟睡できる。
そんな仕組みなんですね。
で、寝る前はレベル4だったエア強度が、朝起きた時に確認すると、レベル8ぐらいのことが多いです。
レベル8だと、もうかなりの勢いで空気が送られてきます。
マスクを付けていても、鼻呼吸がかなり楽なので、感覚的にエアの強さがわかるのですが、マスクを鼻から1センチぐらい浮かしてみると…
しゅご〜〜〜〜〜〜!!!!
と、ものすごい勢いでエアが送られているのがわかります。
CPAP(シーバップ)… ものすごく頼もしいです。
ああ、こうやって一晩中僕の呼吸をモニタリングして、空気を微調整しながら送ってくれていたんやなぁ・・・
CPAP(シーバップ)…ありがとな!
毎日、寝る前も、起床後も、CPAPに対してそんな感謝の気持ちが湧いてきます。
ということで、口テープ無理!って人とか、いろんな対策をしてきたけど、イビキがひどかったり、睡眠時無呼吸症候群で悩んでいる人はとっとと病院に行って、正式に検査して、CPAP(シーバップ)を使いはじめることを心からオススメします。
人生の質が変りますよ!
本日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
あゆむ 拝
(*^_^*)