ついに念願のCPAPを手に入れた僕。
初めてCPAPを装着して、一抹の不安を抱えながらも眠りにつきました。
そして目覚めた初めての朝。
それは僕の人生が大きく変わった朝でした。
CPAPを初めて装着して迎えた朝…
僕はこの日の朝のことは一生忘れないでしょう。
もう何年も忘れていた感覚…
いや、もしかしたら人生で初めての感覚といってもいいかもしれません。
何が!?
それは…
しっかり熟睡してスッキリ目覚めるという感覚です。
熟睡があたりまえの人たちにはわかるまい
熟睡してスッキリ目覚める!?
そんなの当たり前なんですけど!www
という人は、多分この記事を読んでいるわけはないと思いますけど、世の中にはそういう人も一定数はいると思います。
でも、僕はいつも朝は目覚ましで無理やり起こされて、眠い目をこすっと、ボーッとした頭で、無理やりベッドから這い出る…
それが僕のデフォルトでした。
というか、恥ずかしながら、目覚ましが鳴っても起きれなかったり、無意識にベルを切ったりして、遅刻寸前で出勤… それが日常でした。
屈辱的なアダ名をつけられた…
自分なりに対策はしてました。
大音量の目覚まし時計のRAIDEN(雷電)を使うのはもちろん、目覚まし時計は3つ使ってたし、同時にスマホのアラームも数分刻みでセットしてました。
あとは、3万円ぐらいしたけど、パナソニックの目覚まし機能付きの照明器具(LEDシーリングライト)も買いました。
これは、セットした起床時刻の30分前から、部屋の照明が徐々に明るくなって、起床5分前からは鳥の鳴き声で気持ち良く自然に起きれるというスグレモノの照明でした。
でも、それでも、僕はいつでもギリギリまで寝て、朝の出勤前はいつもバタバタの洗浄状態でした。
そんな僕を見て、職場の後輩女子につけられたアダ名が…
ギリギリboy
でした…
_| ̄|○
いやはや、情けない限りです。
ほんと情けない…
でも、それってある意味しかたのないことだったんです。
俺は絶対悪くないッ!!
当時の僕はそんなこと知るよしもなかったけど、僕はその当時から激しいイビキを妻から指摘されていたので、すでに睡眠時無呼吸症候群だったんだと思います。
そして、僕の検査結果はAHI30超え…
これって、就寝中に2分に1回は、無呼吸や低呼吸になって、覚醒状態… つまり目が覚めた状態になっているということです。
それって、もはや寝てないですよね。
人間を簡単に発狂させる一番きつい拷問って、眠らせないことっていうのは、よく聞きます。
寝ようとした瞬間に水をぶっかけたりして、眠らせないという拷問。
これはやられたら、どんなにタフな兵士でも、3日で発狂すると言われています。
僕も2分に1回窒息状態になっていたので、この拷問に近い状態だったのだと思います。
そのせいで、人生でずいぶんと苦労をしてきました。
ハードモードな人生。寝不足のせいで!
大切な会議に限って、いつも猛烈な睡魔に襲われて、何度も失敗しました。
睡魔に襲われる度に、フリスクを一気に10粒ぐらい噛んでもダメ…
スカッとする目薬をさしてもダメ…
水で顔を洗ってもダメ…
コーヒーを飲んでもダメ…
何をやってもダメ…
あ、俺ってダメ人間なのかも…
そんな風にいつも自分を責めて、自分に自信がなくなっていく自分がいました。
でも、そうではなかったのです。
僕はいつも睡魔の襲われて辛い思いをしてきたのは、僕がダメ人間だからという訳ではなく、単に僕が重度のSAS(睡眠時無呼吸症候群)を患っていたからなんです。
これは僕に限った話ではないと思います。
僕がこんな風に12日間も連続して、睡眠時無呼吸症候群とCPAPについてブログで書いているのにはたった1つの理由があるからです。
その理由とは…
以前の僕と同じように、猛烈な睡魔に襲われて苦労している人。
朝、どうしても起きられない人。
寝ても寝ても疲れがとれない人。
イビキに悩んでいる人。
そういった全ての人に、それはあなたのせいではないですよ。
と。
あなたはきっと睡眠時無呼吸症候群なんですよと。
そして…
CPAPを使うことで、その悩みは一晩で解決できますよ。
ということを伝えたいからです。
それぐらい、CPAPってスゴイです。
CPAP革命!
悩みが深ければ深いほど、苦しみが強ければ強いほど、CPAPを使った時の感動はデカイと思います。
僕の人生は本当の大きく変りました。
朝は気持ちよく起きられます。
日中もエネルギーレベルはめちゃ高いです。
おまけにね…
年中寝不足のくせに、僕は異様に寝付きが悪かったんです。
布団に入ってから30分とか1時間で寝るなんてとても無理で、2時間とか3時間たってもまだ眠れない…
それぐらい寝付きが悪かったんです。
そんな僕が今では、CPAPの鼻マスクを装着したら、30分もたたないうちに寝れるようになりました。
そして、就寝中はひたすら熟睡です。
イビキもまったくかかないし(これ事実ですよ)、無呼吸にもなりません。
革命的です。
とにかく、使えば実感できます。
使って、合わなければ止めればいいだけです。
なので、この記事を読んで、CPAPに興味を持った人は、とにもかくにも、まずは病院に言って、睡眠時無呼吸症候群かもしれない… と相談して、自宅簡易検査をやってみてください。
それだけなら費用は4,000円ぐらいです。
自宅検査でも、睡眠時無呼吸症候群かどうかはわかります。
そして、SAS(睡眠時無呼吸症候群)である可能性があることがわかったなら、そのまま放置するのは危険です。人生の損失です。
ぜひ、CPAPの導入を前向きに検討してください。
僕の人生は大きく変りました。
きっと、あなたの人生も大きく変わると思います。
この長期にわたる連載を最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
【連載終わり】
【 編集後記 】
明日からはまたテーマを変えて更新していくつもりですが、睡眠時無呼吸症候群&CPAPについては、今後も定期的に体験談とか耳寄りな情報等を掲載していく予定です。
【次回の予告】
テーマはまだ決まってません。
明日の朝の気分でインスピレーションに従って、更新します。
【記録】
SAS(睡眠時無呼吸症候群)の検査でこれまでに行った病院の回数=5回
これまでにかかった医療費の合計=31,280円
(初診=380円、自宅簡易検査=3900円、入院検査=27,000円)
これから毎月発生する費用=(おそらく)4,000円〜5,000円
本日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
(*^_^*)
あゆむ 拝