7話…面白かったです。
新宿での戦いの再現のような埼玉ゲット−での戦いがメインとなるエピソードでした。
ただ、新宿ではカレンをはじめとして、レジスタンスのメンバーがルルーシュの指示に的確に従ってくれたおかげで作戦は成功しましたが、埼玉のレジスタンスは指示を守らなかったため、制圧され、ルルーシュ自身もピンチに襲われました。
まあ、最終的にはゼロに扮したC.Cに助けられて事無きを得るのですが。
他にも7話には見どころがいっぱいでした。
冒頭では、母を失い傷ついている子供時代のルルーシュに対して、
「お前は死んでおるのだ!」
と無慈悲に言い放つ皇帝が描かれており、ヴィランは極悪であればあるほど、話しは盛り上がるので、定形に則った王道の素晴らしい脚本であると思いました。
あとは、学園モノの部分もちゃんと描かれていて、生徒会のシャーリーちゃんは、ルルーシュへの恋心があることを認めたり、なのに抱き合うように倒れたせいで、スザクとの恋もはじまるような予感があったり…
学園恋愛モノと戦闘と、このあたりのバランスが素晴らしいなと思います。
あと、今回の話で個人的に一番刺さったのは、ルルーシュのこのセリフでした。
俺は、お前に会うまでずっと死んでいた。
無力な屍の癖に、生きているって嘘をついて…
何もしない人生なんて
ただ生きているだけの命なんて
緩やかな死と同じだ!!
また昔みたいになるくらいなら…
このセリフにはしびれました。
このセリフにルルーシュがなぜ戦うのかの全てが集約されていると思うし、死をも恐れないルルーシュの凄みを感じました。
適役のコーネリアもなかなかのツワモノで、今回はルルーシュの負けでした。
これからの展開が楽しみです。